この項目には、選択済みサービスのデータが表示されるドロップダウンメニューが用意されています。ユーザーは、その中から1つの値を選択できます。これにより、Integration項目を使用して、Zoho Creatorアプリ内のデータと選択済みサービス内のデータの間にリレーションを構築できます。
主な機能
Integration項目の追加方法
フォームにインテグレーション項目を追加するには、対象の外部サービスへのコネクションを定義(または既に定義されている場合は選択)する必要があります。また、データ参照元となるタブや項目に加えて、いくつかのパラメーターを設定する必要があります。
現在、インテグレーション項目から下記のサービスのデータを参照できます。
- Zoho CRM
- Zoho Recruit
- Salesforce
- QuickBooks
- Zoho Projects
- Zoho Bug tracker
- Zoho People
- ManageEngine SDP OnDemand

表示項目のカスタマイズ
integration 項目がデータをどのように表示するかカスタマイズできます。選択済みタブの最大3つの項目からintegration 項目にデータを表示させることが可能です。複数の項目を表示する場合は、項目値の間に区切り文字を表示するかどうかを定義できます。詳細はこちら
Integration 項目は、以下を除くすべての種類の項目からデータを表示できます:
- 複数行テキスト、URL、メディア(画像、ファイル等)を含む項目
- ドロップダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスで選択肢を表示する項目
画像は、Zoho CRMの見込み客タブの名項目からデータを表示するIntegration 項目を示しています
画像は、Zoho CRMの見込み客タブから名 - 姓 - Company形式でデータを表示するIntegration 項目を示しています
項目へのアクセスとデータ検索
ユーザーがフォーム上の連携項目にアクセスするたびに、Zoho Creatorは外部サービスの選択済みタブからリアルタイムでデータを取得します。

連携項目の検索について:
- ユーザーは、設定した表示項目すべてで検索できます。
- 検索を開始するには、少なくとも2文字以上入力する必要があります。
- 複数の表示項目にわたる検索も可能です。すべての表示項目で入力内容と一致するデータが表示されます。
- どのような検索が行われるかは、対象サービスや項目が保持するデータの種類によって異なります。
項目 ストア の場合 | 使用される演算子 | |||
Zoho CRM | Zoho Recruit | Salesforce | QuickBooks | |
文字列データ | で始まる | で始まる | を含む | を含む |
数値データ | 等しい | で始まる | 等しい | (未対応) |
以下の項目は、統合項目で使用中の場合、データ検索をサポートしていません。Webブラウザでは、ユーザーに同様の内容を伝えるツールチップが表示されます。
サービス |
タブ |
データ検索に対応していない項目 |
Zoho Recruit |
候補者 |
候補者担当者 |
求人案件 |
担当リクルーター、アカウントマネージャー、ポジションごとの売上 |
|
クライアント |
親クライアント、アカウントマネージャー |
|
Zoho CRM |
商品 |
ハンドラー |
QuickBooks |
顧客 |
件名、接尾語 |
|
従業員 |
件名、接尾語、従業員ID、性別 |
|
販売者 |
件名、接尾語、口座番号、法人ID、開始残高 |
|
アカウント |
口座番号、口座の種類 |
Zoho Projects |
バグ |
対象マイルストーン、タブ、リリースマイルストーン、再現性、期限、分類、フラグ、バグ名、割り当て先、重大度、ステータス |
|
プロジェクト |
終了日、グループ名、担当者、プロジェクト名、開始日、ステータス |
|
タスク |
完了日、期限、期間、期間種類、優先度、開始日、ステータス、タスクリスト、タスク名 |
次のカスタマイズを、フォームの統合項目上でユーザーエクスペリエンス向上のために実行できます。
- Connectionを変更:同じサービス用に追加済みの他のConnectionへ切り替え可能です。
- 項目名と項目リンク名をカスタマイズできます。
- 必須項目として、ユーザーがこの項目で値を選択するよう設定できます。
- この項目をアプリ管理者のみに表示(他のユーザーからは非表示にします)
- 項目サイズの設定
- ツールチップやヘルプテキストでこの項目を説明