ブループリント
並行遷移の設定と利用
ブループリントの設定は、「状態」と「遷移」で構成されています。「状態」は、業務プロセスの中でデータがたどっていく段階(ステップ、ステージ、フェーズ、工程など)を指します。「遷移」は、2つの状態間の移行の流れ(次に進む際の条件や行動)を指します。ブループリントの設定では、状態と状態をつなぎ合わせる形で遷移を設定します。これらを通じて、業務の流れを整理し、いつ、誰が、何を行う必要があるかを明確化できます。 ...
ブループリントの複製
さまざまな業務プロセスについてブループリントを作成していると、同じような設定を繰り返すことがあります。似通ったブループリントを作成する場合には、新しいブループリントをゼロから作成して設定を繰り返す必要はありません。既存のブループリントを複製して、必要な変更を行うだけで、別のブループリントを手間なく作成できます。 ブループリントの複製時には、次の操作が可能です。 複製したブループリントに新しい状態を追加する:複製したブループリントに新しい状態を追加する場合、複製時に追加できます。 ...
ブループリントに関するよくある質問(FAQ)
1.Zoho CRMで作成できるブループリントの数に制限はありますか? はい、あります。ブループリント機能は、Zoho CRMのプロフェッショナルプラン以上で利用できますが(初期設定のブループリントがあらかじめ設定されています)、プランに応じて利用可能なブループリント数の上限が異なります。 プランに応じて作成可能なブループリント数の上限については、こちらをご参照ください。なお、上限には、初期設定のブループリントも含まれます。 関連情報:Zoho CRMの各プランの機能の比較 ...
中断なしのブループリントの作成
途中で滞留や中断せずに連続して実行するプロセス(1人の担当者が一気に完了するプロセス)に対しては、通常のブループリントではなく、「中断なしのブループリント」が適しています。たとえば、電話による営業対応プロセスに最適です。 利用例 ...
ブループリントの実行状況に関するレポートの確認
ブループリントの実行状況については、レポートで確認できます。対象データの状況について、さまざまな角度からレポート形式で分析することで、業務プロセスの改善につなげることができます。標準で用意されているレポートをすぐに確認できるほか、[レポート]タブで独自のレポートを作成することも可能です。 ブループリントの実行状況に関するレポートの確認 ブループリントの[実行状況]タブでは、さまざまな標準レポートを確認できます。 ブループリントの実行状況に関するレポートを確認するには ...
ブループリントを通じた処理の実行
ブループリントが適用中の自分のデータへのアクセス 設定が完了すると、条件を満たすデータにブループリントが適用されます。また、指定された遷移の担当者はそれぞれの遷移を実行できるようになります。 担当者はプロセスを進めるために、プロセスにおいて処理待ちになっている自分のデータを把握する必要があります。 ブループリントを適用中のデータ(処理待ちのデータ)にアクセスするには Zoho CRMアカウントにログインし、[処理待ち]タブに移動します。 ...
ブループリントの作成例と留意事項
ブループリントの作成例 ブループリントは、業種や商材、用途や目的、対象業務などに応じて柔軟に設定できます。たとえば、教育、不動産、保険、銀行、金融などの業界特有の業務プロセスに応じて設定することが可能です。以下のスライドでは、ブループリントの具体的な作成例をいくつかご紹介しています。要件に応じて、状態/遷移/フローの微調整は必要ですが、ブループリントを効率的に作成するためのひな形として、ご参照ください(スライドは、ページ下部の[添付ファイル]からダウンロードできます)。 留意事項 ...
ブループリントの下書き保存
ブループリントの作成時に、業務プロセスの再確認などのために設定を中断しなければならない場合があります。このような場合に、ブループリントを公開してしまうと、Zoho CRM内の設定やデータに反映されてしまいます。そのため、すべての設定が完了するまでブループリントを公開しないことをお勧めします。この場合は、ブループリントを[下書き]として保存できます。 ...
ブループリントの構成要素
ブループリントのメリット Zoho CRMのブループリント機能は、業務プロセスの開始から終了までの流れや処理内容をフローチャートで表す機能です。実際の業務の流れや手順をシステムに反映することで、業務プロセスにおける詳細な条件や進捗に関する情報を、Zoho CRMで顧客データとともに集約・管理できます。ブループリント機能を利用すると、以下のことが可能になります。 プロセスの各段階(ステップ、フェーズ、ステージ)を定義し、適切な担当者を割り当てる ...
ブループリントの作成
ブループリントを作成するには、主に3つの手順を実行します。 基本情報の入力: ブループリントを作成する タブ 、 レイアウト 、 項目 を指定します。 状態と遷移の流れ図の作成: ブループリントの編集画面 で、業務フローの 開始状態 から 終了状態 まで、全体の流れ図(フローチャート)を作成します。次に、業務フローの各段階(ステップ、ステージ、フェーズ)として[状態]を並べます。また、各状態間を線と矢印でつなぎ、業務を進める流れとして[遷移]を作成します。 遷移の条件や処理の設定: ...
ブループリントとは
Zoho CRMに新しい見込み客を登録してから商談を受注するまでの全体的な営業プロセスは、さらにいくつかの業務プロセスに分かれます。たとえば、見込み客の獲得と育成、商談の作成とフォローアップ、見積や注文の管理などです。各業務プロセスには複数のステージ(ステップ、フェーズ、段階)があり、各ステージを複数の部署の担当者が担当する場合もあります。そのため、担当者や手順を明確化しておくことが必要です。 ...
ブループリントの用語集
状態 状態とは、業務プロセスの各段階(ステージ、ステップ、フェーズ)のことです。ブループリントの状態の設定では、選択リストの項目を指定します。選択リスト項目のそれぞれの値を、1つ1つの状態として設定することが可能です(例:[見込み客のステータス]の選択リストの値をもとに状態を設定する)。 ブループリントの作成画面で、各状態をドラッグ&ドロップ操作で左側の設定欄(キャンバス)に移動することで、プロセス/フロー図の作成を開始できます。 ...