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1. 概要
フォームは、組織が収集したい情報をエンドユーザーが入力するためのユーザーインターフェイスを提供します。また、このデータを構造化された整理された形式で収集し、安全に保存します。サービスリクエスト、注文依頼、意見・アンケートなど、さまざまな情報をフォームを通じて収集できます。
フォームは、Zoho Creator アプリケーションでデータの収集と保存を行うコンポーネントです。言い換えると、エンドユーザーがアプリケーションにデータを入力するための手段です。そのため、フォームはユーザーとアプリケーションとの主な接点の 1 つとなります。Zoho Creator アプリケーションをデータベースにたとえると、フォームはデータベース内のテーブルに相当します。スプレッドシートにたとえると、フォームはスプレッドシート内のシートに相当します。
フォームは、アプリケーションの中で他のすべての操作が中心としている、最も重要なコンポーネントといえます。フォームは、さまざまな種類の情報を収集するための複数のフィールドで構成されます。フォーム送信時に、このデータはレポート内のレコードとして保存されます。フォームビルダーでは、フォーム全体に共通するプロパティと、各フィールド固有のプロパティの両方をカスタマイズできます。 フォーム送信時には、フォーム作成時に自動的に作成される一覧レポートにレコードが作成されます。同じフォームに対して、レポートの種類を変えて、かんばんビュー、カレンダービュー、スプレッドシートビューなど、さまざまなレポートを作成することもできます。読み取り、書き込み、またはカスタム権限を持つユーザーは、付与された権限に応じて、そのフォームのすべてのレコードを閲覧/編集できます。
フォームから送信されたデータに加えて、Creator は、どのユーザーがレコードを追加したか、そのレコードが追加された日時、最後に更新したユーザーなど、いくつかの情報も自動的に記録します。これらの情報はシステムフィールドに保存されます。
Creator では、フォームを作成して初めて、データをさまざまな形式で表示できるレポートや、特定のタイミングで特定のアクションを実行するワークフローをアプリケーション内に作成できます。
フォームに対しては、次の 3 種類のイベントにワークフローを関連付けることができます。
- フォーム送信前: フォームの読み込み時、ユーザーが入力したときなどに発生するイベント。
- フォーム送信時: 入力エリアに入力されたデータを検証するときに発生するイベント。
- フォーム送信後: フォームが正常に送信されたとき、またはレコードが更新されたときに発生するイベント。
1.1. 動作イメージ
1.2. ユースケース
- ゼロからフォームを作成する - たとえば、注文管理アプリケーション向けに、カスタマイズしたサポートチケット登録フォームを作成したいとします。このフォームには、次のフィールドが必要です。
- 名前
- メール
- ドロップダウン(注文種別)
- ドロップダウン(サポートチケット種別)
- 画像(不具合に関する画像用)
- 複数行(説明)
このような場合は、フォームをゼロから作成し、必要な要素をすべて含めて、独立性が高く細部まで設計されたフォームを構築できます。
- データのインポートによるフォーム作成 - すでに不正保険請求に関するレコードを含む .xls ファイルがあり、そのファイルに含まれるすべての項目を持つフォームを作成したいとします。このファイルを使用して、今後の申請を受け付けるフォームを作成できます。ファイルの列はフォームのフィールドとして表示され、行のデータはレポート内のレコードとして登録されます。
1.3. フォーム作成時の画面遷移ガイド
アプリケーションの編集モードで:
- 初めてフォームを作成する場合、新しいフォームを作成ボタンをクリックすると、Creator で利用できるすべてのフォーム作成方法が画面に表示されます。
- コンポーネントを作成した後は、 + ボタンをクリックすると、アプリケーションで作成できるコンポーネントの種類が表示されます。ここでフォームをクリックすると、Creator で利用できるすべてのフォーム作成方法が画面に表示されます。
1.4. フォームの構成要素
アプリケーションの本番モードでは、フォームは主に次の要素で構成されます。
- フィールド - フィールドは、フォームがエンドユーザーから取得したい特定の情報を入力するためのエリアです。Creator では、特定の種類のデータを取得するためのさまざまな種類のフィールドが用意されており、フォームに追加できます。各フィールドのプロパティは、ニーズに応じてフォームビルダーからカスタマイズできます。
メモ: フィールドの名前を設定する際や、フィールドで情報を収集する際には、機密性の高い情報やセンシティブな用語を入力しないようにしてください。
メモ: ユーザーがデバイスのEnter/Returnキーを押しただけで誤ってフォームを送信してしまわないようにするには、(スーパー管理者/管理者が)フォームプロパティの フォーム送信の確認を有効にしてください。これにより、実際に送信処理を行う前に、フォーム送信の確認を求めるポップアップが表示されます。
1.5. Creator で作成できるフォームの種類
Zoho Creator では、次の方法でフォームを作成できます。
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フォーム作成の種類
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説明
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自分で作成 - ゼロから作成
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新規にフォームを作成し、項目、構造、外観を自由にカスタマイズします。
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自分で作成 - データをインポートして作成
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すでにファイルとして保有しているデータからフォームを作成します。Creator には次の形式のファイルをアップロードできます。
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Creator が用意している事前定義テンプレートから、ビジネスニーズに合ったフォームを作成します。フォームテンプレートのライブラリには、教育、ビジネス、建設、営業、IT など、さまざまな業種向けのテンプレートが含まれています。
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Creator と他サービスを連携するフォームを作成し、送信されたフォームデータを連携先サービスのタブに転送できるようにします。
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1.6. ステートレスフォーム
ステートレスフォームでは、フォームコンポーネントを使用しても、そこから送信されたデータを Creator 内に保存しないようにできます。そのため、アプリケーションに保存するほどではない、または保存する必要のないデータを扱う場合に便利です。
既存フォームを複製してフォームを作成する際、Creator では、この複製フォームのデータをアプリケーションに保存するかどうかを選択できます。このチェックボックスをオフのままフォームを作成すると、ステートレスフォームとして作成されます。既定では、このチェックボックスはオフになっています。
この種類のフォームはデータがアプリケーションに保存されないため、フォームを基にしたレポートを作成することはできません。
ステートレスフォームのボタン - これらのフォームには、既定で送信ボタンとリセットボタンがあり、不要であれば削除できます。さらに、クリック時にワークフローを実行するカスタム(スクリプト可能な)ボタンを追加することもできます。既定では、送信ボタンには何のアクションも割り当てられておらず、リセットボタンは入力済みデータをクリアします。送信ボタンにワークフローを関連付けることで、指示に応じてアクションを実行させることができます。
例 - たとえば、病院管理アプリケーションを作成したとします。病院で勤務する各種専門医の種類をすべて含むドロップダウンを持つフォームを作成します。来院者がこのドロップダウンから麻酔科医などの専門医の種類を選択し、検索ボタンをクリックすると、該当する医師の一覧が表示されます。これは患者が専門医についてすばやく情報を得るための手段にすぎないため、「誰がどの専門医を選んだか」という情報を記録するレポートは不要です。このような場合、Creator にデータを保存しないように設定して、ステートレスフォームとして作成できます。
1.7. フォームの外観をカスタマイズする
フォームは、ビジネスニーズに合わせて構成およびカスタマイズできます。アプリケーション全体(すべてのフォームを含む)にテーマを設定したり、アイコンを指定したり、本番画面での項目や入力欄の配置を決めたりできます。
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アイコン
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アイコン名
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説明
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アプリケーションにテーマを設定すると、選択したテーマがフォームを含むアプリケーションのすべてのコンポーネントに適用されます。レイアウトの選択、色の設定、フォントの選択などが含まれます。
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フォームのセクションを管理し、見分けやすくするためのアイコンを設定するなど、さまざまな設定が行えます。
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ブラウザーの場合:
スマートフォン/タブレットの場合:
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ラベル配置
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2. 注意点
- 連携フォームを除くすべての種類のフォームは、ワークフロー(フォームワークフロー、決済ワークフロー、ブループリントなど)をサポートします。
- フォームに追加できるフィールド数は、各項目に設定されている文字数制限によって異なります。文字数制限がデフォルト値の場合、メールフィールド(上限80文字)は最大200フィールド、選択フィールド(上限100文字)は最大160フィールド、1行テキストフィールド(上限255文字)は最大60フィールドまで追加できます。文字数制限を1文字に設定すると、各フィールドタイプで最大10,000フィールドまで追加できます。詳細は制限事項ページをご覧ください。
- 連携フォームでは、フォームワークフロー、決済ワークフロー、ブループリントなど、いかなるワークフローも利用できません。詳細な一覧については、連携フォームの制限事項セクションを参照してください。
- ステートレスフォームでは、次のフィールドは使用できません:サブフォーム、署名、ファイルアップロード、音声、動画、自動採番、数式、予測、キーワード抽出、感情分析、OCR、物体検出。
3. 関連トピック
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