Zoho CRMの詳細フィルターはCRMに埋もれた重要な情報を発掘するのにふさわしい機能です。
以下のようなシーンで使えます:
過去6カ月間でたくさんの見込み客を獲得し、大部分のフォローアップが完了しました。しかし、フォロー時には反応が薄かったものの、その後関心が上がっている見込み客がいるかもしれません。もしそんな人をいち早く見つけ出しフォローできれば。
月末完了予定の商談が何件かありますが、いくつか未完了のタスクがあるかもしれません。そのような条件と一致する商談をワンクリックで抽出したい
WebサイトでセールスIQを使ったチャット対応を行なっていて、見逃したチャットがないか確認したい
こうした情報を、レポートを使用し確認しようとすると長時間かかる可能性があります。ただし、Zoho CRMの詳細フィルターを使用すると、こうした情報をすぐに入手できます。
この機能では、姓・電話番号などの通常の項目情報とは別に、幅広い基準で絞り込みができるからです。
開封や未返信などのメール対応状況
活動のステータス
Webサイト上での活動
スコアルール
メモの追加
こうした基準をフィルタリングすることで、関連するデータをかんたんに引き出せます。
#1 アイドル状態の見込み客を確認するには
S見込み客の詳細フィルターで「活動がない」「メール送信がない」「メモの入力がない」などの条件で検索し、長期間休眠状態だった見込み客を確認しましょう。
#2 期限が過ぎたタスクがある商談を確認するには
商談の「完了予定日」が今月で、「期限を過ぎたタスク」がある商談を検索しましょう。
#3 未対応のチャットがある見込み客を確認する
「今週未対応のチャット」を検索する。
これらのリストを抽出したら、営業担当者への割り当てやデータの一括更新、マクロの実行などのアクションを適用できます。
こうすることで休眠見込み客を営業担当者に即座に割り当て、期限切れのタスクや見逃したチャットをフォローするように指示できます。