Creatorフィールドに基づくレコードの絞り込み条件

Creatorフィールドに基づくレコードの絞り込み条件

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要約
Creatorアプリケーション内でデータを抽出し、ワークフローを実行するために設定できる条件式について説明します。

1. 概要

条件を使用すると、Zoho Creatorのレポートからデータを抽出できます。条件内に設定した条件式に基づいて、レポートのフィルター、ページ要素でのデータ集計、ワークフローの自動化などのアクションをさらに設定できます。
1つの条件には複数の条件式を追加できます。これらの条件式は、次の2つの論理演算子で関連付けられます。
  1. AND- 関連付けられたすべての条件式を満たす必要があります
  2. OR- 関連付けられた条件式のうち少なくとも1つを満たす必要があります
条件の最終的な構成は、次のようになります。
この例は、3つの外側の条件式で構成されており、条件式2には2つの内側の条件式があります。
  1. 条件式の末尾でANDまたはOR演算子を選択すると、内側の条件式が追加されます。
  2. [+ 新規追加]をクリックすると、ANDまたはOR演算子を使用して外側の条件式を追加できます。初期設定では、AND演算子が選択されています。
  3. 条件式の横にあるごみ箱アイコンをクリックすると、一覧から削除されます。

次に、1つの条件式の構成を見てみましょう。
  1. [項目の選択]- この条件式で評価するCreator項目を選択します。
  2. [演算子の選択]- 項目と入力値の比較(より大きい等しいなど)、または値のカテゴリ(日数昨日など)を定義する演算子を選択します。
  3. [値の入力]- 条件式の実行基準となる値を入力します。

1.1. 利用例

1. カスタムフィルターを使用してレポートに設定された複数の条件式
プロジェクト管理アプリケーションでは、すべてのプロジェクトとそのスケジュールを追跡します。国別チームの進捗を監視するために、すべてのプロジェクトレポートには、米国、メキシコ、カナダの3つのカスタムフィルターが設定されており、それぞれ独自の条件式セットを使用します。抽出条件は次のとおりです。
カスタムフィルター1:米国
チーム項目が次の値に等しいカリフォルニア(OR)チーム項目が次の値に等しいテキサス(OR)チーム項目が次の値に等しいフロリダ
カスタムフィルター2:メキシコ
チーム項目が次の値に等しいハリスコ(OR)チーム項目が次の値に等しいメキシコシティ
カスタムフィルター3:カナダ
チーム項目が次の値に等しいオンタリオ(OR)チーム項目が次の値に等しいブリティッシュコロンビア(OR)チーム項目が次の値に等しいケベック
ライブモードで特定のカスタムフィルターを選択すると、該当する地域で実施されたプロジェクトが表示されます。これにより、すべてのデータを同じレポートで管理しながら、必要な場合にのみ使用できる分類を作成できます。


2. ワークフロー用に設定された条件式
イベント管理アプリケーションでは、仕入先の割り当てフォームを使用して、顧客がイベント管理に利用する任意の仕入先を割り当てられます。外部仕入先が割り当てられた場合は独立して調整できますが、内部チームが仕入先として指定されると、事前設定された条件が満たされます。これにより、内部チームのプロセス全体を効率化して管理するためのブループリントが開始されます。そのため、ここでは、ブループリントの開始条件は次のようになります。
割り当てられた仕入先項目が次の値に等しくない内部チーム

3. ページ要素に設定された複数の条件式
注文管理アプリケーションでは、ダッシュボードパネルに発注済みの大口注文数が表示されます。この件数は、すべての注文レポートに基づいています。大口注文のみを抽出するため、次の条件式を満たすデータのみをカウントするように設定します。
総額項目が以上$500,000(OR)
商品数量以上5000(AND)
総額項目が以上$300,000

1.2. 条件式を利用できる場面

アプリケーション内のさまざまな場面で条件式を設定できます。
  1. フォーム
    1. ルックアップ項目フィルター- フォーム内のルックアップ項目にフィルターを設定できます。この設定により、現在のフォームのライブモードでは、指定した条件式を満たす参照先フォームの値のみが表示されます。

    2. 項目の高度な検索(ルックアップ項目用)- この機能を有効にすると、ユーザーはルックアップ項目のライブモードで、基本条件式次の値である次の値ではない空である空ではないを使用して、データを詳細に検索できます。
  2. レポート
    1. 一致するデータのフィルター表示- フィルターを設定して、レポート内で条件式に一致するデータのセットのみを表示します。ライブモードでは、すべてのユーザーが一致したデータのみにアクセスできます。
    2. ライブモードでの動的フィルター- 異なる条件式を持つ複数のカスタムフィルターを作成します。これらのカスタムフィルターは、レポートのライブモードでドロップダウンとして表示されます。選択した条件式に応じて、適切なデータセットが表示されます。
    3. 条件付きデータ書式設定(特定の項目用)- レポートのデータセットに、条件式に基づいてスタイルを適用します。たとえば、完了したプロジェクトには緑色の背景を設定し、新規プロジェクトには青色を設定できます。
    4. フィルターに基づくアクションの実行- レポートに表示されるデータに対してアクション項目(レポートワークフロー)を実行するためのフィルターを設定します。
  1. ページ
    1. フィルター適用済みレポート- 特定の条件式に基づくデータのみを表示するレポートを埋め込みます。
    2. 視覚的なページ要素- 条件式で抽出された特定のデータに基づいてグラフを設定します。Creator項目の入力値に基づいて、中央値の計算、最大値の検索、データ件数などの算術演算を使用したゲージやパネルを作成することもできます。これらの演算で考慮されるデータは、特定の条件式に基づいて指定できます。
    3. 条件式に基づく検索要素- 条件式に基づいてデータを抽出し、検索結果に表示する検索バー(ページ要素)を挿入します。
  2. ワークフロー
    1. フォームワークフローの条件式に基づくアクショントリガー- 条件に基づいて特定のアクションブロックを実行するための条件式を設定します。
    2. 条件式に基づくワークフロー開始トリガー- ワークフローの作成時に条件式を定義して、実行タイミングを制御できます。
      1. スケジュール(Creatorの項目に基づくもの)
      2. 承認ワークフロー
      3. 決済ワークフロー
      4. バッチワークフロー
      5. ブループリント

    1. 条件に基づくブループリント遷移のトリガー- 特定の条件に基づいてブループリント遷移が実行されるように設定します。
    2. 条件に基づくレポートワークフロー- レポート内で処理項目を設定してレポートワークフローを作成する際に、それらの処理を実行する条件を設定できます。
    3. 条件に基づくワークフローのデータアクセス処理- フォームワークフロースケジュール承認ワークフローデータアクセス処理内で、条件に基づいてデータを追加、更新、削除するように設定します。

1.3. 対応しているCreator項目と演算子

条件は、一部のCreator項目に基づいてのみ設定できます。各項目で対応している演算子は、データ型や用途によって異なります。詳細は以下の表で説明します。
対応している項目
対応している演算子
  1. 名前(接頭辞、接尾辞、名、姓)
  2. メール
  3. 住所(住所1、住所2、郵便番号、都道府県/州、市区町村/地区、国)
  4. 電話番号
  5. 1行
  6. 複数行
  7. ドロップダウン
  8. ラジオ
  9. 複数選択
  10. チェックボックス
  11. 書式ありテキスト
  12. ユーザー
  13. AR
  14. 予測
  15. キーワード抽出
  16. 感情分析
  17. OCR
  18. 物体検出
  19. 追加したユーザーのIPアドレス(システム項目)
  20. 変更したユーザーのIPアドレス(システム項目)
  1. 空である
  2. 空ではない
  3. 等しい
  4. 等しくない
  5. 次の文字列で始まる
  6. 次の文字列で終わる
  7. 含む
  8. 含まない
  1. 等しい
  2. 等しくない
  3. 未満
  4. 以下
  5. より大きい
  6. 以上
  7. 空である
  8. 空ではない
  1. 等しい
  2. 等しくない
  3. より前
  4. より後
  5. 空である
  6. 空ではない
  1. 日付
  2. 日時
  3. 追加日時(システム項目
  4. 変更日時(システム項目)
  1. 等しい
  2. 等しくない
  3. より前
  4. より後
  5. 空である
  6. 空ではない
  7. 日(昨日、今日、明日、n日前、過去n日間、次のn日間)
  8. 週(先週、今週、来週、n週間前、過去n週間、次のn週間)
  9. 月(先月、今月、来月、nか月前、過去nか月、次のnか月)
  10. 年(昨年、今年、来年、n年前、過去n年、次のn年)
  1. 等しい
  1. 追加したユーザー(システム項目
  2. 変更したユーザー(システム項目)
  1. 空である
  2. 空ではない
  3. 等しい
  4. 等しくない
  5. 次の文字列で始まる
  6. 次の文字列で終わる
  7. 含む
  8. 含まない
  9. 管理者ユーザーである
  10. ログインユーザーである
Notes
メモ:次の項目は、条件の設定に対応していません:URL画像署名ファイルアップロード音声動画QR/バーコードセクションメモの追加、連携

1.4. 条件で使用できる入力値

入力値とは、演算子の処理対象となる値です。入力できる値の種類は、選択したCreator項目の種類によって異なります。詳細は以下の表で説明します。
対応している項目
対応している値
  1. 名前(敬称(前)、敬称(後)、名、姓)
  2. メール
  3. 住所(住所1、住所2、郵便番号、都道府県/州、市区町村/地区、国)
  4. 電話番号
  5. 1行
  6. 複数行
  7. 数値
  8. 書式ありテキスト
  9. パーセント
  10. 通貨
  11. 小数
  12. 自動採番
  13. ユーザー
  14. 予測
  15. キーワード抽出
  16. OCR
  17. オブジェクト検出
  18. ID(システム項目
  19. 追加したユーザー(システム項目)
  20. 更新したユーザー(システム項目)
  21. 追加したユーザーのIPアドレス(システム項目)
  22. 更新したユーザーのIPアドレス(システム項目)
  1. 任意の入力値
  2. グローバル変数
  1. 任意の入力値
  2. Delugeのシステム変数(zoho.loginuser, zoho.adminuser, zoho.loginuserid, zoho.adminuserid, zoho.appname, zoho.ipaddress, zoho.appuri, zoho.currentdate, zoho.currenttime)
  3. グローバル変数
  1. 日付
  2. 日時
  3. 追加日時(システム項目
  4. 更新日時(システム項目)
  1. 任意の入力値
  2. カレンダーで選択した日付/時刻
  3. グローバル変数
  1. 決定ボックス
  2. 数式
  1. true
  2. false

2. メモすべきポイント

  1. ルックアップサブフォーム、または複合項目(住所や名前の項目など)の条件を設定する際は、それらに含まれる各項目を個別に選択して条件を設定できます。
  2. アプリケーションのレポートのライブモードでは、検索フィルター機能()を使用して、クエリービルダーで項目の値に基づいてデータを絞り込み、一覧表示できます。この機能で使用できる演算子には、次の値と等しい次の値と等しくない空である空ではない次の文字列で始まる次の文字列で終わる次の文字列を含む次の文字列を含まないがあります。